ページ先頭 本文へジャンプ
ホーム > 日々のこと
羽鳥建築設計室まい・たびっくす

いちだんらくして 5

最近の仙台も高層建築がふえて 子供のころの街とは大分景観が変わりました

先日 東京から妹が帰省してきたので元家族4人であるホテルの最上階で食事する機会があって

ちょうど窓の席だったので隣のビルを眺められ見晴しが良かったでした

そのビルは私が小学生当時東北で最高の高さをほこるビジネスビルで

40年程の歴史があります 当時は仙台市民のみならず各地から見学者が訪れ

仙台のランドマークとして君臨してきたのでした

そのビルも今では存在感もなくひっそりと建っているのが印象的でした

高層ビルがもてはやされた時代は 東京タワーが建設された高度成長期の頃でしたので

もう高さを競う時代ではないようにおもいますが

中東のドバイや上海など経済活動の活発な地域では

今なお高さの追及が行われているのが現状のようです

今仙台で一番高いトラストシティーが180mの高さなのですが

ドバイのプルシュドバイは800mあるそうです

ちなみに日本一のビルは大阪の300mが最高です。 

 

いちだんらくして 4

仙台湾全域に出現した 長大な防潮堤は

全国新聞やTVニュースにも取り上げられたようですが

「この様な大規模な建設工事 はたして必要なのでしょうか?」

とのコメントが載せられておりました

震災復興と称して全国から税金が集められて

必要か 必要でないのかの議論もなされないまま

予算を消化するという事が先行されて工事に入ったということなのかもしれません

震災のあった3月11日の2日後 わたしとコンサルタントの先生とで

宮城県の沿岸全域をリデザインする基本計画PLANをまとめ

各関係機関や地元有力者などを廻りながらプレゼンテーションしてまわりました

計画範囲が大きすぎるのと各セクションの利害関係

被災処理で手一杯といった状況でしたので

話を聞いてくれる方が少なく 暖簾に腕押しといったところでした

アイディアとしては百年 千年を視野にいれたグランドデザインだったのですが

国ー県ー自治体ー各関係団体ー土建工事業者という流れを踏まえないと

受け付けてもらえにくい構造のようです

フランスではラングドッグルージョンという総延長50Kmの海岸を

マスターデザイナー(建築家)が取りまとめ見事な国民的保養地を計画した前例もあります

我が国の議員さんも海外視察もさかんに行かれているようですが

こういう素晴らしい事業計画などにも関心を示して頂きたいものです。 

 

 

 

 

 

いちだんらくして3

時間が空いたので 震災復興後の海岸の状況を見に

仙台空港そばの海岸まで行ってみました

ここら辺は一息つくための隠れスポットのある所でして

二十年以上前からの馴染みの場所です

伊達藩当初に植林された松林のある海岸で

一人で海風にあたりたい時は最高の場所でした

数多く見られた民家も消失し荒れた砂漠地帯のような光景を見て

全く別の場所かと思う程変わっています

それでも海を見たいと車を走らせるのですが

ほとんど立ち入り禁止で大型ダンプカーばかりが目立ちます

それでも侵入禁止柵を乗り越え小高い丘を登り行くと

唖然とした光景が目に入りました

九十九里海岸に匹敵する海岸総長を誇る仙台湾のこの海岸線が

高さ十メートルの防潮堤で覆われていたのです

万里の長城かと思う程の規模で海など全く見えません

つづく 

 

 

 

いちだんらくして2

今まで、生活のリズムが安定しておらず

睡眠不足ぎみで数多くの仕事をこなせていない状況が

続いていました。

夕方には早い時間に就寝し早朝に仕事をこなすという流れになってきて

起床した後 エスプレッソコーヒーを飲む習慣が付きました

結構頭が冴えてくるものです

それから就寝前にアルコールを飲む習慣も最近はやめました

アルコールを取ると睡眠が浅くなるそうで

アルコールを絶って1週間になりますでしょうか

少しは生活のリズムも安定して来たような気がします。 

 

いちだんらくして1

ブログも2年以上ブランクを作ってしまい

サイトがフリーズした状態が続きました

震災後のごたごたも要約整理がつき ブログを再開しようと思っております

体調はいま一つですが 震災当初よりは大分落ち着いてきました

また 山登りを始めるように進めて行こうと思っています。 

 


ページ 18 / 21