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ロハスな生活空間

宮城県多賀城市のTさま邸のコンセプトは「エコロジカルでロハスな生活」です。

sp自然エネルギーの活用

写真01

職場をリタイアされ、東京から仙台への移住をご決断されたご夫妻のお住まいです。エコロジカルでロハスな生活を強く望まれていたことから、土地の環境を考慮し自然エネルギーを最大限に活用した設計が必要と結論づけ、デザインをおこないました。

sp時代に先行

写真02

夏の強い日差しを遮るためにひさしを設けたほかにも、壁面のブラケットから張りめぐらせたネットにつる性の植物を這わせることによる自然のカーテン(グリーンカーテン)によって太陽光を遮断しました。収穫物も採取できる、時代を先行したつくりとしています。また、南東からの涼しい風が通り抜けて行くように、風がとおる雨戸を設けているのも特徴です。寒い時期は北東からの強い風をブロックするため、開口部を狭くとり居室からの緩衝区画を設けるなどの配慮もほどこしています。

sp将来も見通して

写真03

当面は2階が生活の場となるため、水まわりなどは2階に配置していますが、ご夫妻のひとりが要介護者となった場合も考慮して、1階での生活も可能なように間取りの配置を工夫しています。生活食料品などの持ち運びを考慮して作業用ダムベーダーも設置しました。

sp控えめに、個性的に

写真04

また、2階と1階との間に小さな吹き抜けを設け、上昇した暖かい空気を循環出来る様に工夫しています。エアコンは最上部に設置し、冷気が1階まで降りてくるよう計算して設計しました。外観は控えめながら、とても個性的な佇まいの住まいとなりました。