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羽鳥建築設計室業務日誌



サービス付き高齢者住宅4


我が家では幸いにも両親が80歳を超え

父は多少の痴ほう症 母は軽度の難聴でも

わたくしの3人でなんとかやっております

父の失禁 尿漏れも母が懸命に毎日洗濯して対処

母の足腰の軟弱さは2日に1度の買い物で歩行させ

足腰の強化に貢献するなど

色々とそれなりに工夫してやっております

週に1度はショッピングモールへ足を運び

3人がそれぞれ別行動し決まった時間に集合というパターンで

過ごしています

父は方向音痴義務であるきまった場所で必ず迷子になり

その時間にその場所付近に迎えの行くの繰り返しです

歩かせることは老人にとっては非常に有益なようで

筋肉 関節 脳機能 などにいい効果が出るようです

3人合わせた年齢が227歳になり

結構達者な家族でもあります。 

 

サービス付き高齢者住宅3


高齢者の人口が昨今非常に多ございますが

昔なら家の長男が両親の面倒を見ていて

それで社会が廻っていた時代が続いておりました

今どきは 老人ホーム が主流でしょうか

ただ、資金に余裕のある老人世帯では

待遇の良い 老人ホーム に任せて

若い世代の方たちは 生活にエンジョイされるライフスタイルが

主流なのでしょうか

サービス付き高齢者住宅はある程度国からの補助金を活用し

資金的に苦しい所帯をケアサポートして行く仕組みのようです

端的に言えば 社会の厄介者 を施設に押し込んで

若い人たちで経済を効率よく廻してゆきましょうという政策です

サービス付き高齢者住宅も施設の運営者の考え方方針で

社会の厄介者となった方たちに対するサービスの内容も

随分と変わる様です

そうゆう社会システムは米国が先進事例で

私たちの国ではまずそこから学んでゆくべきかと思う今日この頃です。 

 

サービス付き高齢者住宅2


建設地は遠田郡涌谷町という旧城下町で

奈良の大仏建設に使われた黄金を算出した歴史的に由緒のある街です

私が学生当初自家用車で通過した時の記憶ですが

駅前からアーケードの商店街が東西南北に展開して

非常に活気のある街だった記憶があります

現在は少子高齢化社会で若い世代方は仙台や東京へ行ってします様です

主要街道もバイパス化され商業施設も郊外へ移転してしまってます

市の担当者から「この街を活性化させる方法はないのでしょうか」といった

切実な話も受けました

街並みが整っていますので可能性はあると思います。 

 

サービス付き高齢者住宅1


現在、県北の小さな駅のある田舎町に

ご縁があって、サービス付き高齢者住宅の設計監理を

させて頂くことと成りました

500㎡未満の小規模な木造建築ですが

本設計と建築確認までは無事終了です

少子高齢化社会により

一人では生活が困難な方々のお世話をする施設で

一般住宅とはかなり趣が違うなという印象を持ちました

基本健常者は入所する施設ですので

各個室にはトイレとキッチンが併設されます

独立してから初めての案件となります。 

 

店舗計画実施完了 13


ブランクを空けておりました

その間、駅前再開発事業の構想案のたたき台の纏めをやっていたり

遠隔地の湖周辺の総合開発計画案のたたき台他

サービス付高齢者j住宅の基本計画案など

忙しく動いておりました

参考資料に書店から何十冊もの書籍を購入し

読破する日々でした

一つのプロジェクトにA4サイズで

20枚位レポートを書きましたでしょうか

遂行で10回位書き直ししたり

タイトルを変え文章のブロックを編集し直したり

大変なんですけど

あたまのトレーニングになったり

自分の考え方の整理になるものですから

面白い機会だと思っています。 

 


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