リタイア後の夫婦の暮らしを故郷の仙台で営むための家作りをお手伝いしました。
ご相談・ご契約
還暦を過ぎたご夫婦が、愛知県豊橋市から故郷の仙台に戻り、老後に向けてこれからの生活をエンジョイしたいというご希望に沿ってリフォームをおこなった建物です。
ご主人は書斎を、奥様は工房をご所望で、これらのご要望を取り入れた結果、非常に個性的な空間を持つ住宅となりました。デザイン的には「東洋エスニック」と「和風モダン」の味付けを打ち出しています。
ご検討から設計まで
お住まいが豊橋ということで遠隔地との打ち合わせになり、若干時間を要したこともありますが、構想開始から基本設計の完了までじっくり半年をかけて取り組みました。内障子の桟の間隔・色なども、ご納得いただけるまで打ち合わせを繰り返しました。狭かった浴室と洗面脱衣所を一体化し、全面タイル張りのモダンなデザインとしています。また増築部分は平屋ですが、天井をおもいきり高く取り、ゆとりのある空間を演出しました。
積算からご契約まで
施主様の希望するプランを予定した費用に収めるために、計5社から見積もりをとりました。最終的に分離発注という形式を採用し、余分な中間経費を極力カットした工事とすることとなりました。
厳しかった予算の範囲内で工事を行うことができたのは、工事業者さんたちのご好意とご協力による部分も大きかったと思います。
着工からご入居まで
着工してから、当初の予想以上に多くの変更が発生しました。当初壊す予定のなかった部分について、解体・新設するような作業も生じました。しかし結果としては、予想よりも素敵な出来栄えになったと感じています。
施主様にも大変ご満足いただけました。 入居予定日3日前に工事完了。無事お引渡しとなりました。