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羽鳥建築設計室業務日誌



これからの住まいのかたち4


かなりの人が海外での暮らしを経験され

異国の地での魅力ある要素を

自分たちなりに反映させてゆく方向性だと思います

マスコミで大々的にイメージを打ち出して

みんながそれに向かってまっしぐらという

時代では無くなってきています

また、新しいものがいいという価値観も

かなり限定的なものになっています

ものが時間と共に朽ち果てて行く

それが自然なものであれば それもまたいい

そんな考え方からわざと古い材料を

建材として使った設計も見られます

ヨーロッパのある保養地では

住宅の再生でわざと新しさを出さないで

昔ながらの落ち着いた雰囲気を醸し出す

設計手法もあるようです

それが伝統でありブランドになって行くんでしょうね。 

 

 

これからのすまいのかたち3


住宅を建てる際、複数の建築業者で価格を競争させ

住まい手により有利な条件で建設する

という方式を主体とする組織に数年前まで

加入しておりました。

確かにその方式を導入すれば

大手ハウスメーカーの仕様以上の建物を

より安く完成引き渡しができることが

よく理解できましたが

そのシステムの前提としている考え方は

建設業者は 悪 であるという

性悪説に基づいており

設計事務所は 善 で正義も味方という

善悪を対立させた非常に分かりやすい図式で

施主たちから絶大な支持をえてきました。

でも 何棟も手掛けてきて分かってきたことは

施工業者さんたちにも自分たちの職に対して

誇り(プライド)をもっていますし

家族とその生活を守って行かなければならない

切実な事情もそれぞれに抱えているという事実があります。

いま一番理想的なのは

施主ー施工業者ー設計者が

それぞれにWIN-WINのかたちに持ってゆくことで

三者いったいとなってプロジェクトに取り組む形になれば

自ずといい建物が出来上がるはずだと確信しています。 

 

これからのすまいのかたち2


しっかりとした考えと強いこだわりを持った方たち

のすまいを紹介している雑誌を今研究しています

圧倒的なコマーシャルのイメージに流されて

すまいという人生の一大イベントを

建築会社に丸投げしてしまっている

そんな方たちが すまいを作ろうとしているかたの総数の

半分以上はいらっしゃるようです

一昔前でしたら建築家という選択肢があり

数的にはごく少数の施主さんがその道を選ばれていましたが

地場の小さな工務店が(特に都市部)いい仕事をしています

ドアの取っ手やひとつひとつ扉のデザインをかえるなど

その人 その施主さんならではの

たった一つのかたちを具体化させてゆくために

打ち合わせを重ねて丁寧に作りこんでゆきます

当然手間と時間がかかりますので

1年で何十棟も手がけることは不可能なはずです。 

 

建築家というしごと23


独立してから かなり初期のころの施主さんで

ごくたまにメールなど頂いていたのですが

設計が15~6年程前の物件になりますでしょうか

生活が順調に進んでらっしゃるのでしょうね

とても嬉しいメールを頂きました

フェイスブックとかLINEでやりとりしたいとの

ご連絡で、当時まだ若かった自分が

精一杯手掛けさせて頂きました物件でした

これまで手掛けてきた物件は

ある意味自分の娘の様なものと思っていますから

こらからも一件一件大切にして行きたいと思った次第です。 

 

これからのすまいのかたち


ハウスメーカー、工務店、設計事務所など

住まいを提供する組織や会社など沢山あって

これからすまいを求めようとする方々から見れば

どこに依頼すればいいのか悩むところかも知れません

大企業から個人経営の所まで数に入れると

数万社~あろうかと思われます。

地元仙台の住宅街を散策してみると

ヨーロッパの民家風 アメリカン 純日本風 モダン風~

などなど、入り乱れてそれぞれに自己主張している状況です

それだけ、社会の価値観が多様化して

自分好みのすまいのかたちを求めた結果なのでしょうけど

海外にある魅力的な街並みに共通していることは

屋根の勾配を統一させる、共通した素材を用いる

外壁や色を合わせるなど自己主張とは対極の方針を貫いている点が

挙げられるとおもいます。

そういう町並みにはなんか親しみと安心感や落ち着きもあり

そんな街で育った子供たちも自然と社会性がみにつくものかも知れません。

 

 


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