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羽鳥建築設計室まい・たびっくす

気分は海外17

現在のロンドンの街の落ち着きは

産業革命後の都市計画により整ったものです

エベネザー・ハワードなどの都市計画家が

都市にも緑を取り入れようとして

田園都市構想を打ち出したのでした

その年のモデルとなったのが

実は、江戸期の東京 江戸の街だった事

ご存知ない方もいらっしゃいますでしょう

当時江戸では住宅の前に

一軒一軒花や植栽を育てていて

100万人の大都市でありながら

自然との共生が出来ていたようです

建物のかたちや色 素材に至るまで

現代のようにみな好き勝手に

建築しませんでしたので

調和のとれた美しい都市景観を成していたようです

西洋近代の考え方をただ取り入れるので

はこうなってしまうのでしょう

こらからの若い人には是非日本を

より深く勉強して頂きたいものです。 

 

気分は海外16

私たち日本人は英語でものを話そうとする時

発音をネイティブ(英米国人)の発音を意識しすぎて

ネイティブになりきって話そうとする傾向がありました

初中級者はまず第一に肝に命じなけらばならないのは

自分たちは「よそ者である」と諦め

発音などは経験値を積み重ねて

後で上手になって行けばいいという割り切りだと

ベテランの先達が言っていました。

欧米では「成れないものに成ろうとする」ことは

大変愚かなことという考え方もあり

他の民族たちが入り乱れる国際社会では

まず、自分 がどうゆう立場のどうゆう存在なのか

はっきりさせて置く事が基本なんだそうです

シンガポール訛り(なまり)の英語が「シングリッシュ」と

言われているようにそれぞれの立場からのスタートでいいんでしょうね。 

 

気分は海外15

イギリスロンドンの高層マンションで

大火災がありましたがわたしが学生だった頃

かつてのロンドンで高層マンションの同様な火災事故

があり、この教訓を受けて

住宅の高層化を取りやめるという方針に変わりました

人間にとって高層化された住居は

「非人間的」という考え方がなされたためでしたが

今回の惨事では二十数階もある建物が

かつての教訓を忘れ復活したのか?

という認識を改めてしなおしました

東京では60階(200m)以上にもなる

高層マンションも珍しくありませんが

その様な高層マンションの構造設計を担当する

エンジニアーはこの業界で聞くところによると

誰一人高層マンションには住んでいる人がいないということです

専門誌では建物を高層化すると

上層の階に行くにつれ

身体に有害な(意識では感じられない)揺れ(振動)が

絶えず発生しており

人の体に(特に精神面)で有害な影響を及ぼしているとの報告も

上がっています。

国の定める規制にはなんらこの様な問題に対応する

動きはありません。

経済の発展も大切なのでしょうけど

その経済を動かすひとりひとりの

こころとからだの事もバランスを取りながら

考えてゆく事も必要なのではないのでしょうか? 

 

気分は海外14

英会話のリーデイングのほかに

海外滞在経験の長い方たちの書籍を

読まさせておりますが

英語を理解するポイントの一つに

私たちが日常で

「有難う御座いました。」と

あいさつする場面で、この一言で

自分も相手も 何を言わんとしているのか

状況とその文脈で余計な事を言わずに理解しています

ですから、外国へ行っても 普通の日本人は

「thank you」ですませようと考えるみたいです

ただ、海外の人は 何について thank youなのか

一瞬疑問に思うようで

向こうでは「thank you for comming today」

とまで説明しないと正しく理解されない場面が

多々あるようです

「for comming todey」-今日 来て頂いて の

補足説明がビジネスの場面では特に強調されるようで

ここがポイントであると海外滞在経験者の先達は

おっしゃっておりました。

このつづきも少しづつご紹介してゆきますね! 

 

気分は海外13

クールジャパンのきっかけともなったアニメで

甲殻機動隊(stand alone complex)

-自立したー個人どもーの集団(下手な訳ですけど)

という約20年前の作品がありましたが

海外では非常に高く評価されていまして

近未来の日本を描いたSFアニメなのですが

実際、私たちの日常とは大分かけ離れた

人間社会の描写が気になっていました。

人の目や評価を気にしながら

あまり集団とはかけ離れた行動を取ることを

私たちは海外の人以上に気に掛ける場面が多いように思うのですが

この作者は(こんな日本だったら良いのにな~)という

願望を作品に反映させていたのかも知れませんね。


 

 


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