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まい コラム
羽鳥建築設計室まい・たびっくす

あるたびびとからのおはなし

わたしは 海外に一度も出たことが無いんですが

イタリアにいったある知人から聞いた話です

南イタリアは交通も不便で生活の貧しい人たちが多いようなんですが

むかしからいたジプシーと呼ばれる流浪の民は

法を犯してでも自分たちの暮らしを守る為詐欺まがいの行為に及ぶそうです

もっとも向うのガイドさんによれば 彼らはあれで結構裕福にやってるんですよ

なんて言ってたそうですが 路上にじゅうたんをひいて露天商をやってたジプシーは

「ロレックスが安く入ったよ!どうだ」と商いをしてきたそうなんですが

本物をしってる知人は「そいつは コピーだね!バレバレじゃないか!」

と切り替えしたところ「ばかゆうんじゃない!コピーでも中身はシチズンだぞ!」

とむねを張っていったそうです

彼らにしてみれば日本製シチズンは胸を張って自慢できる機械だったんですね

日本人としてみれば嬉しい気もするけどブランドを熟知した人からみたら

日本製は安物なんでしょうね。

 

 

おとながい

十年以上前のSFパロディー映画に

スペースボールという作品があったのですが

これはスターウォーズをパロディー化した映画で

ダースベーダーを茶化した敵役のダークヘルメットが

反乱軍を鎮圧するための作戦を思案中に

スペースボールという作品(自分たちが出演中の)ビデオを

自分たちの巨大戦艦の中にあるビデオショップでレンタルをして

ストーリーを先回りして相手の出方を探ろうとする場面がありました

トムとジェリーなんか観てて感じるんですが

欧米の人の発想は賢いというかズルイんです

わたしも 週にいっぺん大人買いして短期間にまとめてDVD観賞するんですが

全体の流れを掴もうとしたい場合効果的です

レンタルショップに何回も時間を掛けて通うよりも疲れないし

メディアのプログラムにしたがってただ受身にTVを観てる状態よりもスマートだと思います

 

 

ここちよいばしょ

仙台のまちにも 最近面白い建物が建ってきて

一見むだとも思える大きな吹き抜けの空間の下に

あまり大きくないカフェがあるようなゆとりあるスペースが設えてあるのです

2階 3階にもFOODS BAR があって段々状のテラスになっており

建物に別段用のない人でも 立ち寄れるようになっています

専門家のあいだでは アトリウム という空間で呼ばれてますが

東京 大阪 名古屋 札幌 福岡 といった大都市には以前からあったのですが

仙台にはありませんでした無駄なスペースにお金を掛けるというのは

都市の懐の大きさなんでしょうけど

この波及効果は大きいと思います

 

こうそうビル

仙台も高層ビルが随分と建ってきてまして

今月も37階建てののっぽビルが上棟しました

その勇姿を見ようと駅前にあるそれまでで

仙台一ののっぽビルの屋上へのぼり

西側の展望台から眺めたのですが

この場所よりも50メートルも高いたてものなんです

周りの山より高い建物なんですからすごい迫力

ところで 今私が立っているこの展望台での出来事ですが

4~5年前だったか 大学生のグループ数名が

やってきて展望台から仙台を眺めようと来たのでしょうが

一人の女の子が展望台から引っ込んだ通路でぺターとなって

身動きが取れない状態だったのです

仲間が励ましているのですが

どうやら高所恐怖症のようで腰砕け状態でした

はじめ、かわいーなんて思ってたのですが

現代社会にあってあまり意識もしてないこうゆう環境(高い場所)っていうのは

人間の動物的本能の発達したひとにとっては極めて健全な反応なのかもしれません

 

 

まいど2号

仙台郊外には 作並温泉と秋保温泉の二つがあって
息抜きに日帰り入浴しに行くんですが
今回はニュー水戸屋という旅館の湯に浸かりにいって
リラクゼーション気分でした
ここのお風呂 最近リニューアルしてて
男子は火曜日のみ綺麗な浴場に入浴出来たのですが
また新浴場が出来て 男女入れ替えで楽しめます
最初の30分は貸切状態でしたが
ドヤドヤと7~8人入ってきて
とても賑やかになりました
大きい会社の社員旅行のようで
上司と部下がかなり親密に楽しく会話してたのです
昭和の良き時代の一光景のような雰囲気で
自分が会社勤めしてた時のことを思い出しました
チョッと関西なまりのイントネーションで
こんな時代でも関西の人は元気いいなとかんしんした一日でした
気が疲れてた日だったので
この人たちから元気を頂戴した気分です
まいどおおきに!
 


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