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羽鳥建築設計室業務日誌



建築日記番外編


土曜日の宮城岩手地震の後
建築士会から要請がありまして
被災度判定区分の作業をボランティアで
行うことになりました
1グループ2人で一日二十数件まわって判定するノルマでしたが
殆どの家は無傷でした ただ山間部の方は悲惨な状況のようでした
TVのNEWS報道では大々的に取り上げていましたが
その影響で県内の関係のない温泉地など
キャンセルが相次いだ様でそちらの被害損出が大きいと思います
報道の有り方を考えるべきだと思いますね
 

建築家という仕事


わたしは 日中でもたまに入浴することがあるんですが
現在の住宅の中で 一人っきりを感じられる
場所があるとすれば 浴室とトイレぐらいなものでしょうか
書斎や工房なんかのある御宅は別でしょうけど
湯船につかってるとリラックスして
いいアイディアがふっと湧く事があるんですね
最近はユニット式の浴室が一般的となってきてますが
施工も簡単で手入れも楽というメリットも確かにあります
内もユニット式なんですがなんが 味気ない気がします
木とか石とかタイルなんかで出来た浴室の方が
古くなればなるほど味わいがあっていいような気がします
なんか素材と対話してるみたいで安心なんですね
旅館やグレードの高いホテルは浴室の素材に
天然ものを使用しているのがお分かりでしょうか
メンテナンスよりこういう人に優しい精神的効果を
期待してのことなんでしょうね。
 

しんねんどすたーと


現場引渡しが完了して
半月ほどバッテリー切れの状態でした
疲れがたまっていたんでしょうね
ブログも休止してました
その間 近くに温泉があるので
日帰り入浴でからだをやすめたり
隣県の美術館にいったりして
次の仕事のためのモチベーションを高める
準備をしてきたつもりです
住まいに関する新しい情報が入りましたら
お知らせしてゆくつもりです
どうぞ御ひいきに。

 

建築のはなし 1


建築日記は夏休みします
TVで観たのですが スペイングラナダにある
イスラムのアルハンブラ宮殿が映っていたのですが
ナレーターの解説によると
イスラムの教えには 立派なたたずまいは隣人の嫉妬(しっと)を買うので
地味につつましい建物をこしらえなさいという教えがあるそうです
でもアルハンブラ宮殿は地味な外観とは打って変わって
中は地上の楽園と見まごうばかりの豪華さなのです
イスラムでは偶像を禁止し抽象的な幾何学模様を装飾を施した
建物が多いのですが これほど華美な装飾は
偶像を崇拝し贅をつくした装飾建築となんら変わりはないと思うのですが
どうでしょう。どの宗教でも真の教えにそったものとそうでないものが
あるように思うのですが 皆さんはどうお考えですか。
 

建築日記


4月から 住宅設計がスタートしました
工事も含めると10ヶ月程になりそうです
施主の方とは基本構想計画の段階で話し合いを始めました
築20年程の建売住宅に住まわれていたのですが
北風のあたる斜面にあり冬は寒く結露が大変な状態でした
施主さんはランニングコストのかからない高気密工断熱高耐震住宅を
望んでおられます
これから10ヶ月は建築日記を書き続けますね。

 


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