ページ先頭 本文へジャンプ
ホーム > ブログアーカイブリスト

建築家というしごと25


建築という仕事ほどお金儲けに向かない商売はありません

でも、創作性という点では全く反対です

学生時代設計の課題は私にとってとても幸福な時間でもありました

線を引く事から形を作ってゆく事そのプロセスが

楽しくて仕方ありませんでした

当時は有名になってお金を沢山頂いて

悠々自適な生活をおくって・・・などなど

中には そこらへんしっかり計算して人生設計する人もいましたが

私の場合恐ろしいほど無欲の精神状態でおりました

でも、社会に出されて 小さいながらも

一国一城の主として事務所を経営しなければならない立場に立たされますと

そういう綺麗ごとが通用しない非常に厳しい現実に立たされます

生活の為ですから当たり前の事なのでしょうが

いま問題にして要る事が

この創作性(芸術性)と現実とのバランスをどうとってゆくのか?

 

100棟以上販売実績のある 大手ハウスメーカーの営業マンで

学生時代の友人がいるのですが

営業成績やお金に焦点を置きすぎると仕事が楽しく無くなると

言っていたのがとても印象的でした。

 


 

コメントを投稿してください。

名前:
タイトル:
コメント:
  画像認証キー。
認証コード: