すまいづくりのげんばより9
一昨日、地盤調査を行いました。
仙台の古くからの市街地で、近くには
ヤシロがいくつかある閑静な住宅街です。
仙台の街は、東部が平野で
平坦な土地が広がる地区ですが、
田んぼだった場所が多く、
地盤が比較的軟弱なところとも言えます。
地盤調査は金属の櫛におもりを乗せて
その刺さる具合で地質を判別してゆきます。
今回は、ベタ基礎でゆくのか、
地盤改良が必要なのか、微妙な状況だと言えます。
水の上に浮かぶ船のように
基礎の平らな面でささえれば十分か
下を、地盤改良もしくは補強する必要があるのか、
慎重さを要求される場面です。
基礎に必要以上の予算を投入すれば
建物に掛けられるウエイトは低くなります。
その加減が非常に難しいんですね。