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羽鳥建築設計室業務日誌

すまいづくりのげんばより8

土曜日に施主さんとのプランの打合せがありました。

基本的な骨格がほぼ固まり、1階部分のリビングと隣接する二部屋との絡みを

どう纏めるかがプラン上の大きな課題点です。

その他、家具類は造作工事でオーダーメードしたものを

詳細な打合せを重ねて決定してゆきます。

5人の御家族と2人の御両親の7人が同居される二世帯住宅ですので

衣類の収納なども人数分確保できる大きさが必要になります。

下足入れも考慮しなくてはなりません。

ゾーニングという囲い込みから始まって、エスキース、基本プランへと

進めてゆくプロセスです。

スタッフ2名が加わって、3人のアイディアが交錯し合い

コンパクトながら、中身のギュッとしまった設計内容です。

 

すまいづくりのげんばより7

週末、施主さんとの打合せで プランの骨格が決まりました。

ゾーニング(だいたいの間取りの配置関係)から、基本プランへの移行です。

現時点でクリアーしなければならない問題点は

冬の期間の 暖房方法で、2Fリビングから屋上(屋根桟敷)へ上がる

階段塔屋部分の暖気の流れを制御しなくてはなりません。

中間にロフトが入る為、全体としてはスキップフロアーが組合わさるような構成になり

単純に部屋同士を仕切ったり出来ないのです。

サーキュレーターなどの様に機械を使用する場合もありますが、

今回の場合 自然な形に収めようと考えてます。

 

すまいづくりのげんばより6

基本設計がスタートして、どこの部屋をどのように配置させるか

というエリアわけ ゾーニングとゆうんですが

それに基づきたたき台の基本プラン1号を作成しました。

スタッフ2名と3人でプランを3つ創り つき合わせで一番楽しそうなプランを採用しました。

ただ、施主さんの御要望を反映したプランであることが前提なので

設計事務所としてこんな考え方もあるんです!

という部分とのすり合わせの作業も今後入ってきます。

このたたき台のプランも細部の検討が必要で開口部寸法のクリアランスをチェックしたり

むだな動線は無いかどうか、無駄にコストが嵩むようなつくりになっていないかなど

検討項目は結構あります。場合によっては白紙撤回して振り出しに戻す場合だってあります。

 

 

すまいづくりのげんばより5

せしゅさん御夫妻、こどもさん、実家の御両親と大家族

二世帯住宅ですが、基本的に親夫婦、施主さん御夫妻は

1階と2階とに分かれることになります。

御主人は個人で会社を経営されていて、自宅の一室が仕事部屋となります。

小さな子供さんの面倒をみながらの仕事となるため

ある程度監視も出来るような配置構成も考慮しなければなりません。

本日は施主さん宅にお邪魔して、御主人の仕事スペースの使われ方を

ヒヤリングします。最低どの程度空間を確保しなければならないのか

仕事に使う機器類や机に置く紙のおおきさ、道具の種類、資料のボリュームなど

基本計画の段階では、大雑把な枠をまず決めますが

詳細な情報を小まめに拾い集める作業も表にはで出来ませんが大切です。

 

すまいづくりのげんばより4

仙台の下町の比較的狭小な2世帯住宅のプロジェクトが

ようやく動き出しました、当初老夫婦が同居される予定ではなかったこの計画ですが

御夫妻とその両親、子供さんが区別すべき所は区別し

共有できる部分は共有してゆくすまいとして設計作業に入ります。

街中なので、周りは住宅、アパートで密集しており

プライベートな部分を大切にしなくてはなりません。

簡単に中を覗き込まれるプランニングは不可ですし

狭苦しい鳥かごのような住宅もいけません。

基本設計はおよそ一ヶ月~一ヶ月半かけて施主さんとやり取りする予定です。

約十ヶ月に及ぶ住まいつくりの軌跡、みなさんに報告して参りたいと思います。

 


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