コロナの非常事態宣言が一部解除されて
街への人の出が多くなったよですが
コロナ騒動になる前はインバウンドの訪日客が
日本国民1億2千万人に対し4千万人訪れていたそうですから
大変な日本ブームであったことが分かります
ただ、この4千万もの観光客はほとんどが
ブームに乗ってやって来られた方たちばかりだとすると
日本の伝統や文化に本当に興味があって
「日本を、知りたい、理解したい」と思ってやって来る方と
なんか違うように感じました
ほとんどの観光客は、現在の日本の上辺をなぞる様な
底の浅い理解で終わって、飽きられたら
リピーターとしてまたは親日家としてやって来ない様な気がします
茶の湯一つ取っても、たっぷり2時間程取って
茶の湯が開かれると言いますから
時間を十分に取って 一点に集中する様な
そんな姿勢や心構えでこの国の文化と向き合わないと
日本というものは理解してもらえないと思います。
我が国もまた そんな外国の方をお向かい出来るような
態勢すら整えていません
本当の意味での親日家を増やしてゆく事が
長い意味での平和な国際社会づくりだと思うのですが
いかがでしょうか。