わたしが小学生の子供の頃
今の私ぐらいの年齢だった祖父に連れられて
月2回程宮城県の主だった山に登山していました
一生懸命に辛い思いをして登山道を
進んでゆくそんな事を続けられてこれたのか
一つには登頂した時のなんとも言えぬ達成感と
そこから眺められる世界への感動も
有ったのかも知れません
登山では、登って行く途中で目指している山頂が
ちらりと見える時が有るのですが
そのゴールを見続けるとある種絶望感にとらわれる事も有ります
「あんな所まで、苦労して行けねばならないのか」
そんな時はゴールを忘れて
足元の川や草花 野鳥のの声などに
関心の矛先を向け変えてみると苦痛も忘れるという事を
経験として身に着けました
一度目標を定めたら後は貪欲に一歩一歩根気よく歩き続ける
物事の本質を登山と祖父から教えられました。