政府の住宅に対する方針として
2020年を目途に
エネルギー消費を可能な限り抑えた住宅を
法規制によって推し進めるようです
先進地域のヨーロッパでは
すでにこの様な動きをしていますが
この様な政策が進められれば
ハウスメーカーや地場の工務店、
そしてデザインを売り物としている設計事務所も
今までの様な個性をもちだして差別化する手法も
少なくなって行くと思います。
構造や設備、住性能を追求して行けば
住まいの形はみなどこも似通ってくるはずです
住まいを建てられる施主の予算も
余程裕福な方でもない限り
ほぼ、一定水準を維持していますからなおさらです
この様な流れの中で
わたしたち建築設計事務所の果たす役割は
「都市にすむとは?」
「コミュニティーをどうデザインしてゆくか?」
など、技術面の問題をとおりこして
文化面(人文学、人間学、心理学、健康、・・・・・・・
をその方面の専門家たちと協力しながら
忍耐強くかつ慎重に進めて行かなければならないでしょう。