金沢へ旅行した目的の一つに
金沢21世紀美術館の鑑賞があって
ようやく実現できました。
入館した時の印象は、いつの間にか中に入ってしまっていて
ここが外なのか中なのか錯覚を起こしてしまいそうな建物でした。
コンセプトは「気軽さ」「楽しさ」「使いやすさ」で
「まちに開かれた公園のような美術館」ということです。
設計者はヨーロッパでも高く評価されてる 妹島和世さんと西沢立衛さんで
西沢さんは妹島さんのお弟子さんだそうです。
全体的には女性的なしなやかで軽快な創りの建物なのですが、
詳細をみると非常に先鋭的で男性的でもあるのです。
普通美術館というといかめしいエントランスホールがあって
とびきり大きな吹き抜けなんかで度肝(どぎも)を抜かれたりするんですが、
そうゆうパフォーマンスがなく天井なんか程よい高さで
スケール感に優れた設計センスに関心させられました。
我々設計者はこうゆう作品を目の肥やしにすることも仕事の一つですが
一般のかたはどうゆう所に関心をしめされるのですか?
興味があります。