19世紀までの建築は 権力者や貴族のために創られデザインされた
建物ばかりでした 装飾がやたらと多く ごてごてしたもので
ギリシャや古代ローマから延々と続いてきた 設計手法でした
19世紀末 そんな一部の人たちだけの 建築をもっと一般の庶民に
役立つような設計手法に変えようとした芸術家や建築家たちの運動が
ありました バウハウスに端を発したモダニズム運動がそれで
コルビジェ や ミースファンデルローエの後に続く建築家たちに
多大な影響をあたえたのがこの時代の人たちでした
無駄な装飾を一切排除して 簡潔でシンプルな形は
見た目に美しいだけでなく 安く 早く 機能的でもありました
つづく