わたしが好きだった建築家に内井昭蔵さん(故人)がいたのですが
内井さんは「健康な建築」をよく提唱されていました。
人間精神にとって健全であるか、否かを説かれていらしたのですが、
健康であるという事は間違いなく正しい方向だとわたしも思うのです。
ただ、ぎくしゃくした非常にストレスの多いこの社会では
クリアーすぎる健全さというものは反対に居心地のわるい環境かななんて
思う訳です。
ストレス緩和、緊張緩和などに即効性のある タバコを最近
うん十年ぶりに始めました。リターンスモーカーといった所でしょうか、
タバコの歴史はコロンブスが新大陸を発見した時代に
先住民族のインディオたちが愛用していた嗜好品として
ヨーロッパ大陸に紹介されてから広まったとされています。
最近では禁煙ブームで愛煙家には肩身の狭い環境となっていますが、
適度な不健康さという考え方があってもいいのかな?
なんて考えてもいます。