ページ先頭 本文へジャンプ
ホーム > すまいづくりの現場より
羽鳥建築設計室業務日誌

すまいづくりのげんばより28

科学製品の使用は極力避けてゆきたいという

施主さんのご要望にそり

壁も当初はケナフ紙を使用する方向で検討していましたが

漆喰か珪藻土でなければ無垢の板材ということで

漆喰かべの専門業者さんへ相談しお願いしました

今回はといことで承諾いただき

収納庫一部をのぞいてすべて漆喰仕上げにしました

塗り厚2.5mmと薄いため

下地の精度が要求される現場でした

上手にしあがりました。

時間が経てば経つほどに味わいがでてきますから

長い時間付き合ってゆくと深い愛着間もわくはずです。

 

 

すまいづくりのげんばより27

ひとくちに天然素材と言っても

生木の状態では水分が多すぎて

そのままの状態では カビが生えてしまいます

そんなことから、防腐 防かび剤を混入した無垢剤も多いんです

トルエン、キシレン、パラジクロルベンゼン、クロルピリホスなど

人体に有害な物質が法律によってある程度規制はされていますが

すべてを規制している訳ではありません

通常ではフォースター(F☆☆☆☆)ランクの製品を使用すれは

シックハウス症候群にかかったりはしませんが

過敏な体質のひともいますので 要注意です

 

すまいづくりのげんばより26

このいえの設計に当たってのテーマのひとつが

自然素材です。

子供さんたちが化学物質に多少敏感だと言うことで

石油精製品による建材を極力排除したいとのご要望でしたので

フロアー材は天然木材を選定しました

天然木でも狂い難いもの、きずの付き難いものなど

いいものを選定することも出来るんですが

施工性のよさなどから大工さんの要望を聞き入れて

杉材無垢のフロアー材を選定しました

無垢材なので製材したままの裸の板なので

最終工程で製材加工した木くずが残っていて

ワックスなどのコーティング処理をしないまま水拭きすると

板が真っ黒くなってしまいます

ただ、長年使い込まれてゆくと黒っぽく艶の出る素材なので

味わいがあると思います。

 

すまいづくりのげんばより25

ご無沙汰しておりました。

家族のものが急に倒れまして

ブログを書く余裕がまったく無かった状況でした。

建物 無事完了引渡しと相成りました

前回からの苦労話など何回かに分けてお話してゆくます

状況が整ったら 写真も掲載しますね!

 

 

すまいづくりのげんばより24

外壁の工事が進行中です 内部は断熱工事がはじまりました

ウレタンという断熱材でグラスウールと比べて断熱性が高く機密性にも優れています

先行して設備配管 電気ケーブルなど敷設しておかなくてはいけないのですが

なんとか、スケジュール通り進行しています

内部造作工事が5月にはいり本格化して行きます

いまは、壁がまだ貼られていませんが もう少しすると部屋らしくなってゆきます

 


ページ 9 / 14